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今月はパン屋さん2軒をご紹介します :lol:
どちらも「パン好きstory」ゆかりのお店。

今日は、vol.4ゲストの塩井さんオススメ、
明日は、vol.5ゲストの棚田さんオススメ。
もちろん、oi-panも大好きなパン屋さんです。
お楽しみに ;-)

そうそう、
本ブログ、塩井さんの「イギリス便り」記事の、
カフェ朝飯の画像で、サーモンの横に映ってるのは、
「ふわっとして柔らかいスクランブル・エッグ」
だそうです!


久々に読了できた小説。
しかし、このなんとも不思議な読後感はなんでしょう。
静かで重い、でもどこか既視感のある。

物語は、ある女性の一人称で語られています。
イギリスの全寮制学校のごくありふれた日々。
誰かとささいなことでケンカしたとか、
どんなものが宝物だったとか、
異性に興味を持ち始める時期の、心と身体のちぐはぐさとか。

ヘールシャムという、田舎の学園(と思っていました)での
正直言って、退屈なほどさりげないエピソードが続きます。
いつもなら、途中で読むのをやめてしまうところですが、
この小説は違いました。
エピソードの中に、少しずつ、異物感のある言葉が増えていき、
それら伏線となって、いくつかの事件が起きるのです。
その部分だけを読んでいても、
実際にどういう意味を持っているのか、
漠然としすぎていて、よくつかめません。
それがとてもミステリアスであり、不気味でもあります。

物語の途中で、学園だと思われたヘールシャムが、
「ある目的」のために作られた施設だとわかります。
そこで働く先生が、その目的を知らず、あまりに無邪気な生徒たちに、
真実を口走ってしまうのです。この告白は、
用意周到に散りばめられたエピソードで、なんとなく連想でき、
それほどの衝撃はありませんでした。



主人公のキャシー、親友のルース、そのBFのトミーは、
やがて、なごやかなヘールシャムの生活を終え、
厳しい現実に直面することになります。
グリーン色の幼少期から、灰色の青年期へ。

私が本当の衝撃を受けたのは、物語が終わろうとする前の、
キャシーとトミー(この時は恋人同士)の英断の場面でした。
「本当に愛し合っていることを証明できるなら、
そのふたりには猶予が与えられる」
というヘールシャムの伝説を信じて、
今の自分たちの状況を変えようと、ある人物に直談判しに行くのです。

そこで描かれる言葉、ふたりの心の動きは、
私たちが、子どもから大人へ変わる時に必ず体験する、
あの感覚を思い起こさせます。
それも「何かを隠されて」育った人、
その何かが大きければ大きいほど、
自分が何者であったかに愕然とし、
深い穴に落ちて行くような絶望を味わうのです。
「鏡に映っている自分」が、それまでとは全く違う別物に見える瞬間です。

キャシーの目を通して、彼女たちを見ていた読者は、
別の視点によって、彼女たちを改めて見つめ直し、
悲劇の大きさに打ちのめされるのです。

ヘールシャムの先生たちは、
生徒たちの「幸せな子ども時代」を守るために、
彼らを「保護」し、「物事を隠す」ことを選びました。
(真実を伝えようとしたルーシー先生は、施設から排除されました)
先生たちは、ヘールシャムが閉鎖された今も、
自分たちの成果に満足しています。
でも、果たして、それはほんとうに良い事だったのでしょうか?

森や池、草花に囲まれていたヘールシャム時代とは違って、
大人になったキャシーたちの世界は、
病院や廃墟など、荒涼とした風景に包まれています。
3人で見に行った、北ウェールズの難破船。
ラストでキャシーが訪れる、
強風と荒波が集めたゴミが打ち上がるノーフォークの海岸線。

忘れ去られ、疎とまれさえするものを、近しいと感じる彼ら。

こんな感情を持っていた時期が、自分にも確かにあり、
今、それに押しつぶされそうになっている人々がいることを、
忘れずにいたいです。


『わたしを離さないで』は、
日系英国人作家カズオ・イシグロ氏の2005年度の作品。
映画化され、首都圏では現在公開中です。
石川県では、6月上旬から金沢フォーラスで公開予定。
見に行こうと思ってます。

キャシー役は「17歳の肖像」のキャシー・マリガン、
ルース役は「パイレーツ・オブ・カリビアン」などのキーラ・ナイトレイ、
トミー役は「ソーシャル・ネットワーク」、
次回「スパイダーマン」主演のアンドリュー・ガーフィールド。


パン好きstoryに登場いただいた塩井さんから、
素敵なフォトメールが届きました。
(現在、塩井さんは渡英中)
これは、スコットランド第二の都市、エジンバラの風景。
見事な虹ですよね!


本題はコチラ。 塩井さんが
「田舎に行く時、手作りするライブレッドサンド」です。
塩井さんの「パン好きstory」のその2
「焦げ茶のライブレッドに、
ブルーチーズとスモークトハムをたっぷりはさんで、
ミネラルたっぷりの岩塩とブラックペッパーをふって、
半分に切ってラップして持ってく」
と言っておられた、あのサンドです。

塩井さんのメールによれば、
sunflower seed入りのbrown breadに
smoked pork hamとstilton blue cheeseをはさんだものだそうですよ。

想像してたものより、ずっとボリュームたっぷり!
パンも歯ごたえしっかりありそうです 8-O


ほかにも、こんなおいしい画像が :-o

滞在してるPutneyにあるイタリア人家族経営のデリの テイクアゥエイだそう

 

ロンドンで時々食べるカフェの朝飯ですって

鮮やかな素材の色合いが食欲をそそりますよね。
特に、あちらのサーモンは美味しいそうです。脂がのってそう :lol:

 

確か、英国は今ぐらいから6月末まで、最も花のきれいな時期。
梅雨のない、かの地は、6月は素晴らしい季節なんですよね。
うらやましい…
ますます行きたくなりました。


最後にこんな風景もどうぞ。

イギリスのとある田舎の花風景だそうです

塩井さん、ありがとうございました!


行ってきました!話題のベーカリー&カフェ。
今年4月23日、ユナイテッドシネマのすぐ近くにオープンした
「Bakery&Cafe MAPLE HOUSE」さんです。
少し前から、噂には聞いてたんです。
野菜の水耕栽培工場を併設したレストランができるって。
でも、パンカフェとは意外でしたねぇ :roll:


店内は、さすがメープルさん、ディスプレイ上手です :-o

高く盛ったパンは生鮮食料品のようで、思わず買いたくなります


100%自家製天然酵母パンを、こんなオープンキッチンで焼き上げています。
パンの種類は100以上もあって、ハード系パンにもかなり力を入れてるよう。

はじめてなので、お試しにと、結構いろいろ買ってしまいました :oops:

上からシリアル・チキンサンド、ヘーゼルナッツ&クランベリー、クランベリーとくるみのベーグル、ケシ&カレンズ、オリーブのコンコンブ― (※正式な名前ではありません)

 

店内左側にはカフェがあって、パンの盛り合わせやとれたて野菜のサラダ、シチューなどが食べられるみたい。
今度、映画を見に来た時に、そちらにも寄ってみようと思ってます。

カフェの入口横に並ぶ水耕栽培の野菜たち

 

いろんなパン屋さんができて、金沢もますます激戦区に!
刺激を与えあって、より一層パン業界が盛り上がってくといいな :lol:

 

■Bakery&Cafe MAPLE HOUSE
(ベーカリー&カフェ メープルハウス)
金沢市高柳1-70-1
7時30分~21時
無休




長いGW、終わってしまいましたね~ :-(
リフレッシュはできたものの、頭はすっかりボケてしまったような…

我が家では、
地デジ化に向けてブルーレイを買い、
突然壊れた居間の照明もチェンジ、
自動車税も払って、
お財布がかる~くなってしまったので、
気合い入れて、働かなきゃね :-D

季節の変わりめにともない、ちょこっとリンクも追加しました。
パン屋さんのブログ2本と、
女性の意見を企業につなげるマーケティング会社さんのサイトです。
それぞれに個性豊かな内容なので、ぜひ見てみてくださいね~

そして、明日から4日続けて、
「パン屋さんのお話」をアップします。
今回のゲストは、「アルムの森」店主の小畑孝志さんです。
どうぞ、お楽しみに ;-)


今回は、大阪「ブランジュリ タケウチ」のカフェのことを。
※店内撮影禁止なので、雰囲気は文章のみでお伝えします。

カフェもショップみたいに行列してるのでは? と考えた私と娘は、
オープンの20分ほど前に到着。
まだ並んでなかったので、
スタッフの方に、
「並ばなくても大丈夫ですか?」とたずねると、
「たぶん大丈夫だと思います」との答え。

「じゃ、先にみやげパン買ってこよ :-o 」と、
再びショップに入って、
朝とはまた違ったラインナップのパンを選ぶことにしました。
警備員さんは、また来た、とあきれてたかもね :oops:


喜々として買ったパンの一部です ↓↓

天然酵母クリームチーズと黒コショウのパン(右上)など

 

パンを買って、店を出ると、なんと、もうカフェには行列が!
でも、それほど長くはないので、なんとか席は確保できそうです。

前に並んでる40代と60代?ぐらいの親子連れのお客さんに、
「行列ができるなんて、すごいパン屋さんですね」と話かけると、
「午後しばらくすると売り切れるから、いったんお店を閉めて、3時にまた再オープンするんですよ」だって。
噂には聞いてたけど、やっぱりほんとだったのね :roll:

そうこうしている間に、11時になり、カフェがオープン。
細い木の階段をのぼり、2階がカフェかと思いきや、
ここは厨房とキャッシャーのようです。
さらに階段を上って3階へ。
(上りが結構ハード :-(
ベビーカーのお客さんには、スタッフが運ぶの手伝ってました)


そして、
ちょっと天井の低い屋根裏みたいな、隠れ家みたいな空間に通されます。
ここがカフェ。
公園に面した窓際の席がとても気持ちよさそうだったので、
迷わずキープしました。

オーダーは、
クロックムッシュのセットと、鶏肉のサンドイッチのセット。
どちらも「さすが、大阪!盛ってるね~」という、ボリューム。
しゃきっと新鮮な野菜サラダとドリンクも付いて
確か1000円前後だったと思う。
(値段メモ忘れ。画像もないのに、すみません…)

みんなが食べてるどのランチをみてもすごい量です 8-O
クロックムッシュ、クロックマダム、
ブリオッシュサンドイッチは、
2対がお皿にどーんとのってるもんね。
ほとんど男子サイズ!(でも、満席のお客の中に男子はひとりだった…)

みんな常連なのか、平然とペロリとたいらげてるんだけど、
お隣の女の子たちはサラダばっかり食べて、
パンのほとんどをお持ち帰りしてました。何しに来たんだ~ :twisted:

店内は、公園の緑の眺めと爽やかな風が吹き抜ける、気持ちのいい空間。
このお店に影響を受けて、
パンをメインに楽しめるカフェが、
どんどん増えて来るんだろうなぁと思いました。



タケウチをテーマパークのように満喫しまくって、
私たちは大阪駅へ直行。

しかし、この日のタケウチパンはこれで終わりではなく…
帰りの汽車の中では、あの有名な四角形のクリームパン、
アールグレーのクリームパンを食べました(これも画像なし :-( )。
お弁当食べた後だったのに、
ミルクティーのクリームと、ブリオッシュ生地がおいしくて、
むしゃむしゃ食べてしまいました~


いくらなんでも、もうこの日は食べられません。
翌日に回したお楽しみがこれです↓↓

これも名物、ブドウパン

4センチ角、30センチの長さのパトン型パンです。
最近はバトン型のパン、よく見かけますが、
きっと、これが元祖なのだと思います。

切るとこんな風

翌日なので、ちょっとパサっとした感じに写ってるのが残念。
実際はもっとふわっとしてます。
色も味も異なる3種のレーズンが入ってるのが特徴。
ブドウパンにひとつにしても、
ありきたりのものにしないのが、
竹内さんの心意気なんだなぁと、感じさせるパンです。


ハード系好きのoi-panですが、タケウチさんでは、
そうじゃないパンもいっぱい買ってしまいました。
ひとつひとつのパンがやっぱり生き生きとした
オーラを放ってるんですよね。

1日2回行っても楽しくて、
でも、またまた行きたいタケウチさんでした。


■ブランジュリ タケウチ
大阪府大阪市西区靭本町1-16-14
8時~18時30分
カフェ11時~17時LO
日曜・月曜(祝日の場合営業)定休
(※カフェは日曜9~17時LO)



以上で、関西こなもんタビ・レポートは終了。
長々、読んでいただいて、ありがとうございました :lol:


関西こなもんのフィナーレ、大阪。
なかなかアップせず、すみません。
でも、カンのいい人ならお分かりですよね。

そうそう、ここ。「ブランジュリ タケウチ」です。

この本を買って以来、そこに行くことを、夢にまでみたパン屋さん。

本からは、
公園横に理想のパン屋さんを作り上げるまでのあれこれ、
有名になった今も「どこにもないパン」を求めて挑戦し続ける
竹内さんのパン人生が、とにかく魅力的に伝わってきます。

「パンを考えること、作ることが楽しくてたまらない」
こんな人のお店っていったいどんなだろう?
「えーぃ春休みに行こう!」と決行しちゃったわけです。
だから今回のタビの本命なんです :-)

場所は、中之島近くの靭公園沿い。
到着したのは7時50分。
開店は8時なのに、もう並んでます。
祝日の8時ですよ!どんだけ人気なんでしょ。

そのうち、シャッターが上がって、お客さんは次々と中へ。
入口には、こんな警備員さんが立ってるのも有名な話です。

ちょっとコワモテの警備員さん




 

 

 

 

 

 

でも、常連さんにはとても優しい笑顔です

特に、この方、赤ちゃん連れやペット連れには優しい。
カメラでバシバシ撮ってた怪しい私たちには、ちょっと怖かったけどね :oops:

店内は撮影禁止で、画像はありません。
思ってたより、ずっと狭く30畳ぐらい。
その半分が厨房なので、お客さんはもう、すし詰め状態です :roll:
なのに、みんなパッパッと、迷うことなく選んで、後戻りなんかしてません。
大きな窓から入る陽光とピンライトの中に浮かび上がるパンは、
どれもおいしそうで、
私たちは迷いまくって、何周もしましたけどね。

厨房の中では、スタッフたちが絶えず手を動かしており、
びしっというか、ヒリヒリするような緊張感が漂ってます。
なにせ、キャッシャーの後ろの位置にいる竹内さんが、
パン作りの手はけして止めず、目配りしまくってるんですもの。

あっという間にパンがなくなっても、
次々と焼き上がるパンで、それを補充していきます。
「あんなパン屋さん見たことない」と誰かが言ってましたが、
全くその通り、ライブ感たっぷりのお店なんです。

そんな中でも、選べたパンが、これ↓↓↓
手前左は絶対食べたかった「天然酵母オリーブ」
本では”1番人気”とあったからです。
小ぶりなのに、大きめオリーブがゴロゴロ入ってて、
そのオリーブがおいしいの、なんの! これは病みつきになる味です。
(中にアンチョビも入ってる、
存在感あるオリーブは、本によればスペイン産)

そして、右上の「白パンのサンドイッチ」
白パンはレストラン向けで普段は販売してないそうですが、
この日はありました。ラッキー!
食べた娘は絶賛!ご飯のようなパンを目指しただけあって、
弾力性のあるもちもちの生地が、贅沢な具とぴたっと合っていて、
これまでにない、おいしさだったそうです(ちょっと分けてもらえば、よかった…)

真ん中の長いパンは「天然酵母バトン」。
ベーコンと生地が渾然一体となったカリカリの食感。
これはビールの最高のお供になります!

サクサクほろりの皮、中しっとりのクロワッサンもおいしかったですよ~ :-D

 

これらを満喫したのが、お隣の公園。

タケウチのテラス席「靭公園」

平日のお昼は、タケウチのパンをほおばる人でいっぱいのようですが、
祝日の朝8時は、さすがに私たちふたりだけでしたね :mrgreen:

木立が気持ちいい

 

 

 

 

 



おいしい匂いをかぎつけた?スズメは、いっぱい寄ってきましたけど…

こんな、遠目でみると本物そっくりのオブジェも笑えました。

ブロンズの親子連れ。ほかにも何対かある

 

 

 

 

 

 

 

 

朝からタケウチパンをたらふく食べた私たちは、
ここから徒歩15分のホテルに帰って一休み。

そしてチェックアウトして、今度は昼タケウチへ。
ランチのために、2階カフェを再訪問したのでした・・・

 

■ブランジュリ タケウチ
大阪府大阪市西区靭本町1-16-14
8時~18時30分
カフェ11時~17時LO
日曜・月曜(祝日の場合営業)定休
(※カフェは日曜9~17時LO)