
今回の旅行で学んだのは、
「食事をなんとしても自分の力で調達しなければならない場合、
人はたくましくなれる」
ということ。
特に食が最大の関心事である私たちは、
食糧調達のためなら、なんでもやれるのだと発見したのです。
フィンランドのホテルプランにほぼ必須の、
朝食ビュッフェを付けなかったのも結果的には正解でした。
だから、通いに通いましたよ、スーパー!
ホテルすぐ近くのSマーケットはほぼ毎日(夜10時までが便利)。
エスプラナーディ通りに行ったら、必ず寄ったSTOCKMANNの地下。
この2つの中間地点にあり、最もお買い得なKマーケットにも!
どこも、屋外の市場同様、新鮮な野菜・果物がどっさり並んでいるのが特徴。
落ちそうなぐらいたわわに盛った野菜や果物は、
好きなだけ袋に入れて値札を付けて買います。
(イオンとかと同じやり方です)
レジでは、ベルトコンベアーみたいなところに、
カゴから商品を移動。
次の人との境目にラップの箱みたいな目印を置き、
商品の上にビニールの無料レジ袋をのせておきます。
レジの人が「Hei!」と声をかけてくれるので、
こちらも明るく返します。
(何事もオウム返しが肝心です
)
会計&商品の袋詰めは日本と同じです。
違っていたのは、Sマーケットのおばちゃんが、
商品を軽く投げるように、袋詰めコーナーに置くこと。
卵だったら、きっとヒヤヒヤしただろうなぁ。
ドリンクを飲みながら作業してたのも印象的でした。
(さすがに、高級スーパーのSTOCKMANNでは見かけませんでしたが)。
着いたその日に行ったSマーケットでは、ヒヤヒヤものの事件もありました
見よう見まねで会計を終え、よかった、買えた~と思いきや、
レジのおばちゃんが、
紙袋入りのパンを指差して「これダメ!」というしぐさをするのです。
確か、そのパンは特別なケースに入っていて、
自分で選んで袋詰めしたもの。
「きっと、値札付けに違いない」と思い、
娘をレジに人質にして、パンコーナーへと向かいました。
パンコーナーには、こんなケースがいくつかあるんです。
袋入りのものは量が多く、食べきれそうもなかったので、
ここで選ぶしかないんですよね~。
近くにはこんな器械があるのですが、どうも使い方がわかりません。
途方にくれていると、
そこに、なんと熟年の日本人夫婦の姿が!
恥ずかしながら尋ねてみると、とても親切に教えてくださいました。
ひとつの紙袋に同じ種類のパンを入れ、
パンのケースの上部に書いてある番号を押します。
すると、パンをのせた台の下から、シールが出てくるので、
それを貼ればOK、というわけです
冷静に観察すれば、わかりそうなものを、
初日の緊張と、シールが出てくる場所のわかりくさもあって、
見逃してしまってたんですよね~。
値札を貼ったパン袋を抱え、レジに戻った時の
娘の心細そうな顔といったら!
こうしてひとつずつ、たくましさを増していったoi-pan母娘だったのです。
また、ヨーグルトを買おうとして、
カッテージチーズを買ってしまったこともありました。
とにかく乳製品コーナーの量が半端なく広くて、
商品選びに迷ってしまうんです!
そうそう、不思議乳製品Villi(ビッリ)にも出合いました。
なんでも、ヨーグルトとは異なる菌で発酵させてるのだとか。
(帰国してから、フィンランド関連本で知りました)
それとは知らず「よくのびるヨーグルトやなぁ」と、
ベリー類にかけて食べてました。
そういえば、ヨーグルトより酸味も少なく、さっぱりしてましたっけ。
乳製品同様、充実してたのが、これの陳列棚。
フィンランド人は大好き!
でも、その他の国では「世界一まずいアメ」と恐れられている
サルミアッキです。
甘草を原料とした嗜好品で、グミのような食感が特徴。
パッケージが可愛いので、つい買いたくなりますが、
要注意!!!
日本人は1箱、いや一粒も食べられない人が多いと思います。
口に入れた当初は大丈夫なのですが、
だんだんトイレのような香りが口中に広がってきます。
これが欠かせないというんですから、
フィンランド人の好みって…
でも、日本のおしゃぶり昆布やすっぱ梅とかも、
外国人にとってはこんな感覚なのかも。
このサルミアッキはいろんな種類があって、
strongというのが怖そうでした
これだけスーパーに通い続けていると、こんなこともありましたよ。
商品を探していると、
とてもきれいな学生風の女の子がチラチラとこちらを見ています。
しばらくすると、
「何かお困りのことありますか?」と声をかけてきてくれて、
商品があるかどうか、教えてくれたんです。
あの女の子に観光ガイドしてほしかったなぁ