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ここまで旅のレポートをしてきましたが、
ヘルシンキにいる間じゅう思ったのは、
なんともいえないおおらかさと穏やかさ。

道に迷っていると、通りすがりの男性や女性が、
「Hei、どうしたの?どこに行きたいの?」という感じで
声をかけてくれ、何度も助けられました。

トラムの駅ではおじいちゃんが、
「あんたら日本人?
フィンランドのことは、フィンランドでスオミっていうんじゃよ」
(こんなふうな内容だったと思われます :mrgreen: )
と気さくに話しかけてくれたりもしました。

「ヘルシンキの人は親切だから、一度行ったら必ず好きになるよ」と、
フィンランド通の方からお聞きしてましたが、
ほんとうにその通りでした :-o
みんなセカセカしてないし、
余裕を持って暮らしているいるようにも見えました。

街には、ド派手な看板も電飾も自販機もないし、
うるさいアナウンスや大音響の音楽もありません。
ゲームセンターでは、みんなひっそり静かにゲームを楽しんでいました。
(一番響いていたのはエスカレーターの音、というカフェもありましたよ)。

そこには、
人の自律の力を信頼しつつ、
自由を尊重する気風がそこここに感じられるんです。

ひとりで食事や買い物を楽しんでいる人も多く、
「自分のペースが守れる大人の国」という印象を受けました。

港で見かけた仲よし夫妻。標識ちゃんと守ってます

 

そうした懐の深い部分と同時に、
フィンランドにはこんな一面があることを知りました。

●原発の核廃棄物の最終処分施設を世界に先駆けて建設している。
(「トイレなきマンション」といわれている原発。
当たり前のことをしている国が1国だけとは驚き。
原発は核廃棄物処理施設と対で考えるべきで、
後始末ができないなら建設しないというのが常識と思うのですが…
”決断したことには責任をもつ”という国の姿勢が見えます)

●義務教育の間、学力診断テストがない。
(教師1人が担当する生徒は10人ほどなので、
常に理解度を把握できるからとか。
人口が日本の25分の1だからできることなのでしょうか。
フィンランドは小国であることにとても危機感を感じており、
教育に力を入れるようになったと聞いたことがあります。
同じ小国として成熟度の違いを感じます。
日本でも教師の数を増やせば可能なのでは)

 

海外に行くと、日本の常識は世界の常識ではないと気づかされます。
日本にはよい面もたくさんありますが、
変えていったほうがいいところもあります。
それをどう変えるかのヒントを、
海外のあちこちで発見できるのではないかと思います。

だから、折にふれ、外から見る機会を作っていかなければ、
と真剣に考えるようになりました。

自国のほかに親近感を持てる国があり、
何度も訪ねてリフレッシュされてる方、結構多いですよね。
その理由が今回の旅でよくわかりました :-|


これで、oi-panのフィンランドレポートは最終回です。


では最後に、今回フィンランドで食べられなかったパンを一挙紹介。
穴あきライ麦パンに、黒パン、甘い菓子パンのプッラ!!!
絶対、今度また食べにいくからね~

未知のパンがいっぱいありました
後ろに積まれた平らなパンが気になる
ライ麦たっぷりそうですね。なんて書いてあるんでしょう?
これはいったい!一番気になったパン。巨大です
大きくて安い!ひとりでは食べきれなさそう
おいしさ保証付き。魚介のオープンサンド

来月からはまたパン情報をどんどんお届けしますね :lol:
よかったら、またお立ち寄りください!


ヘルシンキの魅力のひとつとして、よく紹介されているマーケット。
中でも一番賑わっているのが、港近くのマーケット広場です。
港から観光船が出ていることもあって、
地元の人&観光客で活気にあふれてます。

朝6時半からやってるよ

色鮮やかな野菜やバルト海の魚介、
手工芸品や毛皮製品など、さまざまな種類のお店が軒を連ねています。

野菜もこんな風に並んでると迫力!
夏はべリーの旬の時期。安くておいしい!

こちらのエンドウ豆は生で食べられるようで、

日本では見られない大量のエンドウ豆!
買ってすぐに店頭で食べてた子どもたち。おやつ感覚?

お豆大好きな私としては、
これ、挑戦しなかったことに後悔しきりです :cry:
こちらの豆は生でもやわらかいのかな?

船上のお店も港町らしい光景でした。

常連のお客さんなのかな?


近くには屋内のオールドマーケットホールもあります。

19世紀の建物らしい

館内は金沢の近江町市場みたいに、いろんな食のお店がぎっしり!

北欧の肴といえば、やっぱりサーモンですね
充実した品揃えのチーズ店
スイーツのお店や
チョコレート専門店もありました

お寿司屋さんだってあります。「海苔寿司」
にぎり、まき、てまきあり。フィンランドでも寿司は人気なんだそう

残念ながら、ここに来た時には満腹状態だった私たち。
おいしいものを横目に我慢するしかありませんでした 8-)
次回は、近くにホテルを取って通いたいものです。



もうひとつ行ってみたのが、
街ナカのハカニエミ・マーケット広場
ここは観光客というより、あくまでも地元客相手ののんびりとした市場です。

野菜や花屋、コーヒー屋台が並んでます

娘が「ぜひここでブランチしたい!」というので、
屋台のお姉さんにオーダー。
have a nice day」との笑顔に、とても心がほっこりしました。

またまたシナモンロールと野菜のパイ

街角パフォーマーのバイオリン演奏を聞きながらの、なごやかなブランチ。
こういうのもいいね :-o


そうそう、こちらの市場にも屋内マーケットがあるんですよ。

女の子二人のネオンサインがマーケットホールの目印

ここも実は『かもめ食堂』ゆかりの場所なんです。
片桐はいりさん扮するミドリさんが、
「かもめ食堂」のおにぎりの具材研究のため、
トナカイの肉を購入した精肉店が、1階にあります。

あいにくと、夏休みなのか、開店が遅いのか、
訪れた時には閉まってました。
あの名物おじさん見たかった…

店内は1階が食の店。

パン屋さんももちろんあります

2階は雑貨、カフェ、アンティークなど。
中でも「マリメッコ」はセール品がある穴場として人気。
小さなお店に日本人ばっかりという不思議な光景でした :roll:


このほかにも、ヘルシンキには、
ヒエタラハティマーケットやヴァルテッリ・フリーマーケットなど、
個性豊かなマーケットがあちこちにあるみたいです。
そこでマリメッコやアラビアの掘り出し物も見つかるようで、
アンティーク好きは必見。

帰国してから
「なんで行かなかったの?安くて面白いものがいっぱいあるのに」と言われ、
ガーン :cry:
次回の宿題いっぱいです。


今回の旅行で学んだのは、
「食事をなんとしても自分の力で調達しなければならない場合、
人はたくましくなれる」
ということ。
特に食が最大の関心事である私たちは、
食糧調達のためなら、なんでもやれるのだと発見したのです。

フィンランドのホテルプランにほぼ必須の、
朝食ビュッフェを付けなかったのも結果的には正解でした。

だから、通いに通いましたよ、スーパー!

ホテルすぐ近くのSマーケットはほぼ毎日(夜10時までが便利)。
エスプラナーディ通りに行ったら、必ず寄ったSTOCKMANNの地下。
この2つの中間地点にあり、最もお買い得なKマーケットにも!

どこも、屋外の市場同様、新鮮な野菜・果物がどっさり並んでいるのが特徴。

こんな老夫婦の姿もよく見かけました

ちょっと虫が飛んでても誰も気にしてないし、気にならない

落ちそうなぐらいたわわに盛った野菜や果物は、
好きなだけ袋に入れて値札を付けて買います。
(イオンとかと同じやり方です)

レジでは、ベルトコンベアーみたいなところに、
カゴから商品を移動。
次の人との境目にラップの箱みたいな目印を置き、
商品の上にビニールの無料レジ袋をのせておきます。

レジの人が「Hei!」と声をかけてくれるので、
こちらも明るく返します。
(何事もオウム返しが肝心です ;-) )
会計&商品の袋詰めは日本と同じです。

違っていたのは、Sマーケットのおばちゃんが、
商品を軽く投げるように、袋詰めコーナーに置くこと。
卵だったら、きっとヒヤヒヤしただろうなぁ。
ドリンクを飲みながら作業してたのも印象的でした。
(さすがに、高級スーパーのSTOCKMANNでは見かけませんでしたが)。

着いたその日に行ったSマーケットでは、ヒヤヒヤものの事件もありました :oops:

見よう見まねで会計を終え、よかった、買えた~と思いきや、
レジのおばちゃんが、
紙袋入りのパンを指差して「これダメ!」というしぐさをするのです。
確か、そのパンは特別なケースに入っていて、
自分で選んで袋詰めしたもの。
「きっと、値札付けに違いない」と思い、
娘をレジに人質にして、パンコーナーへと向かいました。

おいしそうなパンが温められてます

パンコーナーには、こんなケースがいくつかあるんです。
袋入りのものは量が多く、食べきれそうもなかったので、
ここで選ぶしかないんですよね~。
近くにはこんな器械があるのですが、どうも使い方がわかりません。

この番号はなんだ?

途方にくれていると、
そこに、なんと熟年の日本人夫婦の姿が!
恥ずかしながら尋ねてみると、とても親切に教えてくださいました。
ひとつの紙袋に同じ種類のパンを入れ、
パンのケースの上部に書いてある番号を押します。
すると、パンをのせた台の下から、シールが出てくるので、
それを貼ればOK、というわけです :-D
冷静に観察すれば、わかりそうなものを、
初日の緊張と、シールが出てくる場所のわかりくさもあって、
見逃してしまってたんですよね~。

値札を貼ったパン袋を抱え、レジに戻った時の
娘の心細そうな顔といったら!
こうしてひとつずつ、たくましさを増していったoi-pan母娘だったのです。



また、ヨーグルトを買おうとして、
カッテージチーズを買ってしまったこともありました。
とにかく乳製品コーナーの量が半端なく広くて、
商品選びに迷ってしまうんです!

そうそう、不思議乳製品Villi(ビッリ)にも出合いました。

とろーんとどこまでも後をひきます

なんでも、ヨーグルトとは異なる菌で発酵させてるのだとか。
(帰国してから、フィンランド関連本で知りました)
それとは知らず「よくのびるヨーグルトやなぁ」と、
ベリー類にかけて食べてました。
そういえば、ヨーグルトより酸味も少なく、さっぱりしてましたっけ。

乳製品同様、充実してたのが、これの陳列棚。

左がサルミアッキ。右はおいしいキャンディー

フィンランド人は大好き!
でも、その他の国では「世界一まずいアメ」と恐れられている
サルミアッキです。
甘草を原料とした嗜好品で、グミのような食感が特徴。
パッケージが可愛いので、つい買いたくなりますが、
要注意!!!
日本人は1箱、いや一粒も食べられない人が多いと思います。
口に入れた当初は大丈夫なのですが、
だんだんトイレのような香りが口中に広がってきます。
これが欠かせないというんですから、
フィンランド人の好みって…

でも、日本のおしゃぶり昆布やすっぱ梅とかも、
外国人にとってはこんな感覚なのかも。

このサルミアッキはいろんな種類があって、
strongというのが怖そうでした 8-)


これだけスーパーに通い続けていると、こんなこともありましたよ。
商品を探していると、
とてもきれいな学生風の女の子がチラチラとこちらを見ています。
しばらくすると、
「何かお困りのことありますか?」と声をかけてきてくれて、
商品があるかどうか、教えてくれたんです。
あの女の子に観光ガイドしてほしかったなぁ :-|


フィンランドのデザインを世界的に広めた人として、
まず最初に名が挙がるのがアルヴァ・アアルト。
建築に疎い私は、まったく知らなかったのですが、
『かもめ食堂』の中に使われていたテーブルと家具でその名を知ったのでした。

彼は建築だけでなく、家具のデザインでも知られ、
その家具を扱うのが「Artek」(アルテック)。
エスプラナーディ通り沿いに立つお店に行ってみることにしました。

ちょっと入りにくい高級店のイメージ

思い切って入店してみると、

バーゲン品の椅子?

こんなかわいい椅子が並んでいて、なんだかウキウキしてきました :-)
値段は120ユーロぐらい。カフェとかで使うといいかも。

店内にはアアルトの写真も展示。
これで見ると、なかなかの男前です。

アアルトの写真だよね

明るく広い店内には、素敵な椅子とテーブルがいっぱい。

ザ・北欧の白木
真冬でもあたたかい気分になれそうな椅子

アアルト家具は、フィンランド産の木材を使用した
独特の曲線のフォルム(通称アアルトレッグ)が有名なんだそう。
そういえば多かったなぁ :roll: その形。

歩き疲れていた私たちはとにかく椅子に座るのなんの。
ほかにそんなことしてるお客はほとんどいなかったので、
店員さん、あきれてたかも(きっと、あきれてましたよね)。

でも、こちらの椅子。
いったん座ったら立ちあがれないぐらい気持ちがいいんです :-|
評判どおりのレベルの高さ。
こんな椅子に座ってたら、そんじょそこいらの日本の椅子に、
座れなくなってしまいます。
今度買うなら、北欧の椅子。
そう心に誓ったアルテックでした。


フィンランド・デザイン協議会が運営する
「デザイン・フォールム・フィンランド」にも行ってみました。
金沢でいうと「クラフト広坂」みたいなところかな。
いや、伝統工芸というのではなく、もっと新しいデザインを紹介してましたね。
陶器や漆器、洋服、バッグなどいろいろあって、面白かったです。
(パラパラ絵本もあったよ)

結構にぎわってます

値段はかなり高め。おみやげ店ではないようです。

 

お次はアートつながりでキアズマ国立近代美術館
ちょうど、「Meet Africa」というアフリカ展をやっていました。
日本の美術館とは違い、作品1点1点バチバチ写真撮ってる人がいて、驚き!
日本だったら、すぐ監視員が飛んできますよね。
(先日行った「北斎展」では、指差しただけで注意されましたっけ)

迫力あるアフリカンの写真や映像に魂を吸い取られた私たち。
癒しの場所を求めてたどりついたのが、噂のカフェ。

ちょっとのぞいてみました

ランチや素敵な椅子で有名な1階の「カフェ・キアズマ」です。

ショーケースに並ぶケーキをチョイスできます

今度はしっかり希望のケーキを選んで、テーブルに。
運ばれてきたのは、

ガトーショコラと思われます
ブルーベリーのケーキ。練乳をかけて食べます

きれいなおねえさんが、
ちょっと荒っぽくテーブルに置いたため、
コーヒーがタラ~。
これも鷹揚な国の証でしょう。
ケーキはごくごく普通の味。

ここはやっぱり、評判のランチビュッフェを食べるべきでしたね。
みんな食べてましたもん。
観光客?常連?日本人の姿もチラホラ見かけました。

なんといっても素敵なのは、この椅子。

透明なグリーン!

こんな椅子が上品になじんでる店内。
やっぱりデザイン王国の貫録ですね ;-)


フィンランドにいる間、スーパーやカフェでの食事が多かった私たち。
これはいかん!と、
マイ・スオミのガイド、サミさんイチオシのレストラン「ユーリ」
行ってみることにしました。

ユーリの店頭


アンティーク店やギャラリーが多い
金沢のシンタテっぽい通りの一角に、
そのお店はありました。

 

 

 

 

 

メニュー看板にふと不安がよぎります

なんて書いてあるか、よくわからない看板。
サミさんの「10ユーロぐらいでランチ食べられますよ」
との言葉を信じて中へ。

キャッシャー横に、メニュー看板があり、
どうやら前払い制のようです。
ランチは3タイプあり、
メインが野菜のものと、ミートボールのものを選びました。
横にサラダバーコーナーがあり、
サラダ・ドリンク付きとわかりました。

サラダバーには野菜、フルーツ、パンが並んでいます。

盛りが少なかったかな

みなさんの様子を見てると、結構てんこ盛りです :-)


そして運ばれてきたのがコレ!

アーティチョークのお皿。盛り付けがお洒落です

未知なる食べ物。アーティチョーク※!
※アザミの仲間で、見ためは葉ボタンのつぼみのよう。日本ではほとんど出回っていない。
(注文の時、教えてくれたのですが、食べるの初めて)
食感は筍?かぶ? 紫とベージュ色の2色のものがあり、
もともとの色なのでしょうか?
でもこれだけ鮮やかだから、ワインビネガーで煮てある?
(酸味も効いてたし)
この黄色のソースも、調味料分析不能に陥ってしまいました :roll:

でも、味はおいしかったです!!
この下にブラウンブレッドのガーリックトーストが敷いてあって、
それと一緒に食べると風味が増すんですよね。
この一皿は日本のお店では味わえない体験でした。


お次はコレ。

ミートボールのお皿

ラム肉のミートボールらしいです。
味付けは薄めでしたが、コクのある風味。
お肉ながら、比較的あっさりとした一品でしたよ。



ほぼ満員の店内は、やや年齢層高め。
常連客が多そうでした。
お店のスタッフはとってもフレンドリーで親切。
サミさんによれば、夜は予約でいっぱいだそう。
夜のコースもさぞかしおいしいんでしょうね。
フィンランドのお酒と楽しむのもいいかも :mrgreen:

レストラン以外では、こんな食のチャレンジしてみました。
デパ地下デリでオーダーです。
スーパーのお惣菜ばかりだと、味気ないんですよね。
そこへいくと、
STOCKMANNデパ地下の、デリのなんとおいしそうなこと!

そこで、周りのお客さんを観察しながら、注文方法を研究しました ;-)

①銀行にあるような番号札を最初に取り、
その番号が電子掲示版に表示されたら、注文OK

②5種類の大きさのプラスティック容器からサイズを選ぶ

③好みのお惣菜をセレクト

な~んだ、簡単じゃ~ん :-o

トライした結果がこちら、

値段あんまり高くないでしょ

え、ふだん食べてるのと変わり映えしないって?
確かに。
盛り付けてみると、

かもめ食堂ツアーと同じ紙皿、スーパーで見つけました!

パンはポテトのパン。
上のミートボール状のものは野菜ボール。
サラダにはスイカや鶏肉が入ってました。
右側はこれもスーパーにあったおなじみのクノールカップスープ。
日本で売ってるものより、かなり濃厚なパンプキンスープで美味でした。

これがホテルで食べた最終日の夕食ですが、
やっぱり、デリ特製とあって、レストランに負けない味!
もっと早く、何回も利用すればよかった~ :cry:

 

食べ物ばっかの(それもパンばっか)のレポート。
次はデザインの話をば。


8月じゅうにフィンランド・レポ終えるつもりが、もうあとわずか。急がねば :-|
今回は マイ・スオミさんに頼らず行った『かもめ食堂』スポットをご紹介しますね。
まずは、アカデミア書店&カフェ・アアルトから。
ここはホテルから徒歩5分の目抜き通り、エスプラナーディ公園沿いにあるので、
迷わず行けました!

デパート「STOCKMANN」に隣接してます

2階にある「カフェ・アアルト」は、
『かもめ食堂』でサチエとミドリが出会った場所。
テーブルで「ムーミン」の日本語版を読んでいたミドリに、
サチエが声をかけたのが始まりです。

店内はとても静か

BGMがなく、しーんとした店内。
客層は熟年の男性と日本人観光客らしき人(かもめ食堂ファン?)が多めです。
ここで「ガッチャマン」の主題歌を口ずさめば、そりゃあ目立ちますわ。


オーダーしたのは、これ。

チーズケーキ。7ユーロぐらいだった

フィンランド語のメニューを見ても、よくわからず、
「ケーキは?」と尋ねたら、奨められたのがチーズケーキ。
娘とふたり同じものを注文しました。
落ちついてから店内を見渡すと、
日本人の方は日本語メニューを頼んでましたし、
ショーケースを見てからケーキを選べたようで、残念 :cry:

ケーキは甘みがほとんどなく酸味の強い大人味。
木イチゴのソースをきかせた
ナチュラルな味とでもいいましょうか。
しかし7ユーロは高い!
ほかのケーキはもちょっと安かったような…
名物らしいので、ま、いっか~。

このカフェは、フィンランドを代表する建築家で工業デザイナーでもある
アルヴァ・アアルトの名前がついているだけあって、
ライトやテーブル、革張りの椅子はアアルトのデザインによるもの。
書店の一角らしく、落ち着いた雰囲気が魅力のカフェでした。


お次は、街ナカからちょっと離れた海沿いのカフェ・ウルスラ
『かもめ食堂』では、
サチエ、ミドリ、マサコたちがサングラスでくつろぐ姿が印象的でした。

トラムの最寄り駅で降りると、目の前に美しいカイヴォプイスト公園が。
周辺は高級住宅や大使館が並んでいます。

ここはハワイ?

芝生には、スプリンクラーがたっぷりと水を撒いていました。

ここを7分ほど歩くと海辺に。
お目当てのカフェ・ウルスラはすぐ見つかりました!

夏は24時までオープンしてるのです
逆光ですが、店内はこんな感じ

着いたのは11時頃、ランチには早めの時間だったので、
お客さんもゆったりくつろぎモードです。

ザ・避暑地という雰囲気のなか、私たちはランチに。
テイクアウト方式のブースでこんなメニューをチョイスしました。

薄くスライスした黒パンにサーモンがのってます

待望のサーモンのオープンサンド!
ディルの風味が効いてて、新鮮な美味しさ!!
やはりフィンランドはサーモンです :-D
でも、そのほかのパンもおいしかったですよ~


食事の後は、周辺散策へ。

サイクリングやジョギング姿の人が目立ちます

海の向こうにスオメンリンナ島が

スオメンリンナは世界遺産。
18世紀の要塞跡が残こり、博物館も点在しているそう。
次回は?ぜひここも行ってみたいです。

海にのびた桟橋の上で

 

ウルスラの屋根の”かもめ”

桟橋では、みなさんと同じようにサングラスでリラックス。
心地よい海風、キラキラと輝く海。
北欧の人たちが大好きな夏を、一緒に満喫しました :lol:


カフェ・ウルスラは、かもめ食堂スポットのなかで最も気にいったお店。
あの爽やかさをお伝えする画像がなくて残念です。
夏の時期は23時ぐらいまでほんのり明るいので、夜のムードもきっと素敵だと思います ;-)






その1に引き続き、ツアー報告のレポートです :-o

イッタラ&アラビアのファクトリーショップから、
バスではなくトラムに乗って向かうは、カハヴィラ・スオミ
訳すと、カフェ・フィンランドという意味です。
日本で「喫茶・日本」っていうお店があると、
なんとなく危ない気がしますよね。
フィンランドでも、ちょっと変わった名前だと、
サミさんが言ってたような気がします
(少し離れてて、ちゃんと聞き取れなかったんですが)。

ここは、映画『かもめ食堂』を見た人なら、
ほとんどの人が覚えているであろう、
食堂の舞台となったお店です。

お店のある一角は、ヘルシンキの下町エリアです。

ガラスには「かもめ食堂」の名が残っています



すぐ近くに、
リップスライムのイルマリ
(エビちゃんのダンナ様で、
お母さんがフィンランド人)
が経営する
和食店「蓮」もありました。

 

 

 

 

ランチタイムのお店はすでにほぼ満席。かもめ食堂よりも、やや暗めの店内。おなじみのブルーの壁色も濃いめです。

サミさんに「噂によれば、女子トイレの壁色に、
撮影当時のブルーの壁が残っているとか」と聞いて、
行ってみると、

ああ、たしかに!

こちらのほうが、映画っぽいです。

オーダーをすませ、料理を待つ間に、こんなところもパチリ。

 

 

シナモンロール?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで購入を迷ったオリジナルTシャツ。

日本語の説明が横に。やっぱり日本人が買っていくんでしょうね

ヘルシンキを上空から描いた絵

 

 

 

 

 

 

 








そして、お待ちかねのメニューが登場!!!

私たちがセレクト。とにかく魚が食べたかった

お魚のフライです。付け合わせのじゃがいもが最高においしかった!
出てきた時は「多い!」と思ったんですが、ペロリとたいらげてしまいました。
ちょっと前にシナモンロールも食べたのに・・・
(すっかりフィンランド腹か?)


ほかの方のメニューも紹介すると、

カツレツ、だと思う。ソースがすごい
サミさんオーダーのステーキ。最もお得感あり
Hさんオーダーのサラダ。量は一番!

どれもボリューム満点ですが、これでも最初に比べると、随分減ったそう。
フィンランド人は大食なんですかねぇ。
このほかに、サラダバーやドリンクも付いてますからね 8-O


ゆっくりとランチを楽しんだ後は、店頭で記念撮影。
テラス席で美女と食事をしていたおじさまに、
サミさんが撮影を頼んでくれて、
素敵な思い出写真に仕上がっています。

シャッターを押してくれたのは、
ジェームス・コバーン(古い!)+シュワちゃんのような、
素敵なおじさまでした。
あの人とも一緒に写真撮りたかったなぁ :mrgreen:

こうして、まったく英語の心配がいらない、
夢のような時間は瞬く間に過ぎてしまいました。
このツアーがなかったら、
自分の英語力の貧困さに打ちのめされどおしで、
かなりヘタっていたかも。

サミさんに教えていただいた、
トラムの乗り方やヘルシンキの見どころ・食事処情報も、
その後の観光にとても役立ちました。
(参加者のなかに、フィンランド通の京都の北欧雑貨店の方がおられて、
その方にもおみやげ情報など教えていただきました~)

ほぼ半日という短い時間でしたが、
サミさん、そしてツアーで仲良くしていただいた
参加者のみなさん、ありがとうございました :lol:


今回の旅レポートで、やっぱりここは書かないわけにはいきません。
「かもめ食堂ツアー」
日本人旅行客にフィンランドの魅力を紹介する
マイ・スオミさんの人気ツアーです。
この会社は、春に関西パン旅に行った折に立ち寄った
神戸のお店「カフェ、アンティーク マルカ」さんで教えていただきました。
これがご縁になって、
フィンランドに来られたのかなぁ、となんだか不思議な気がします。
※その時のことは→コチラをご覧くださいね!

ヘルシンキに着いて、3日め。いよいよツアーの日がやってきました :-D
ガイドはこの方、サミさん。
日本人より上手なんじゃないかなと思うほどの流暢な日本語で、
フィンランドの文化やヘルシンキの観光地案内を
丁寧に詳しく教えていただきました!

■「かもめ食堂ツアー」のスケジュールはこんな感じです :lol:
ヌークシオ国立公園
(映画『かもめ食堂』の中で、スーツケースを紛失したマサコさんがキノコ狩りに出かけた森)
イッタラ&アラビアのファクトリーショップ
③映画の舞台「カフェ・スオミ」でランチ

まずはマイクロバスで、
ヘルシンキ市街地から高速道路経由で約40分、ヌークシオ国立公園へ。

湖が鏡のように輝いています

 

白樺を中心にした森と湿原が一帯に広がっています。
なんといっても空気のおいしさが違うんですよね~。

湖にかかる橋にどうも見覚えがあると思っていたら、
やっぱり、ここが『かもめ食堂』のポスターの撮影地となった場所。
参加者全員が順番に、同じポーズで記念撮影もしてきましたよ!

完全なるお上りですね…
かわいいお花や

 

 

人慣れしたカモ

 

 

 

 

 

 

 

 

 




散策途中には、こんなふうに薪がどっさり積んである小屋があります。

サミさんは小屋で薪を調達

 

 

ジェイソン!を連想させる傍らの斧

 

 

 

 

 

 

 


そして、一行は池を見渡す小高い休憩地にたどりつきました。

さきほどの薪でサミさんがセッティングしてくださったのは…

シナモンロールとコーヒー :-o

マリメッコのペーパーカップとお皿も素敵でしょ♪

 

森と湖を眺めながらの、このひとときは、もう最高でしたね!
「このツアーに来てよかった!」と心底思いました。
頭の中では終始「かもめ食堂」のサントラが流れてましたもん :roll:


森の雰囲気をすっかり満喫した後は、再びバスに乗り、
今度はイッタラ&アラビアのファクトリーショップへ。
ここ、北欧器好きの人、行っちゃいけません。
帰りのスーツケースパンパンになってしまいますから。

ムーミンマグカップや、限定品、お得なセール品が山のようにあって、
それこそ、血が逆流しそうでした。
「制限時間があって、よかった!」と思ったほどです。
でも、また行きたい。今度は大きいスーツケース持った人と :mrgreen:

 

そして、かもめ食堂ツアーはまだ続きます。
次回はあの聖地へ。


いきなり、トイレのことを書いてしまいましたが、
もちろん、ちゃんと観光もしたんですよ :oops:
今回は教会シリーズで、お届けします。

ここは、目抜き通りに立つヘルシンキ大聖堂
文字通り、ヘルシンキのシンボルです。
長い階段を上ると、市街地が見渡せて、とっても気持ちがよかったです!
館内にも入れますが、とても質素という印象。
ろうそく(有料)をたててお祈りしてきました。

プロテスタント、ルター派の教会

 

このすぐ近くにあるのが、ウスペンスキ寺院
北欧最大のロシア正教の教会とか。

塔の先端がキラキラしてるのが、ロシア正教っぽい

 

内部のイコンや天頂の装飾も、神秘的な雰囲気に包まれていました。
宇宙に続いているような天井。
19世紀のプラネタリウムといったところです(1868年完成)。

見つめていると、吸い込まれそう

約100年前に、ロシアから独立したばかりのフィンランド。
こんなところに、ロシアっぽさが息づいています。

訪れた日には、ベールをかぶった信者の方々が熱心に祈りをささげていました。
イコンの絵ハガキも買ってました。
きっと家に飾って、お祈りするのでしょうね。
(正教会では、祈りを捧げる対象は、
彫像などの立体ではなく、画像に限定されているのだそう)。


3つめはとても珍しい、岩の中の教会、テンペリアウキオ教会

この岩壁の下に教会があるんです

 

ロックチャーチとも呼ばれるこの教会は、1969年に完成した現代名建築物。

円周状の窓から厳かな光がさしこんでいます

とても神聖な雰囲気ですが、観光客はみんな写真をとるのに夢中に

天然岩に優しく包まれているような空間。
ひとしきり写真を撮り終えた観光客は、
うっとりとした表情で椅子に身を沈めるのでした。
結婚式もよく行われるそうですが、こんなところで一生の誓いをたてたら、
ちょっとしたことでは別れたりしないでしょうね。
(でも、北欧はとっても離婚率が高いことで有名。
なんでも、女性の社会的自立が進んでることが原因らしく、
離婚率は50%なんですって :roll:)

教会って、やっぱり「ザ・ヨーロッパ」って感じがしますね。
でも、ずっと前に見たイタリアやフランス、イギリスの教会に比べると、
どこかのほほんとした素朴なムードが漂っています。
あの緻密なステンドグラスや彫刻が見当たらないせいですかね。

ひょっとすると、宗教熱もほどほど?
(熱心なキリスト教国家だったら、すみません) 
そんなところも身近に感じたヘルシンキ教会めぐりでした。


旅の途中、娘がポツリ。
「ヘルシンキはいいところだけど、トイレは日本のほうがいいね :-|

「そうかなぁ」と私。
確かに4つ星クラスのホテルなのに、便座温めやウォシュレットはなく、
最低限の装備です。
そして、どこに行ってもこのメーカー「IDO」
(フィンランドの「TOTO」?)
しずくマークの大小で、流水を使い分けるしくみです(単純でわかりやすい)。

使用したほぼすべてのトイレが同じメーカーだったので(違ったのは1つだけ)、
使い方に戸惑うことなく、助かりました。
(日本に来る外国人って、毎回トイレで戸惑うんじゃないかな…)
ガイドブックによると「ほとんどのトイレが有料で、50セントぐらい必要」
とあったのに、行ったトイレはすべて無料でした。
デパート、スーパー、レストラン、書店、美術館、市場などなどです。
「1つぐらい有料トイレを体験したかったなぁ」と思うぐらい。

そして、どのトイレも使い方がとってもきれい。
機器は立派でも、日本のほうがマナーが悪いように思えました。


日本のメーカーが進出したら、流行るのかなぁ :roll:
でも機能が多すぎて使い方がわかりにくい日本ものより、
彼らはやはり最小最美のものを選ぶような気がします。

ホテルのトイレがかわいかったので、最後にパチリ。ちなみに、エレベーターは「KONE」(コネ)のものが多い。
名前がユニークなんで覚えちゃいました :mrgreen:
日本の東芝とも提携している世界的企業だそうです。