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ここから始まり、ここで終わったヘルシンキの旅。ヘルシンキ中央駅です。

着いたのは16時半ごろ。どうやら雨上がりだったようで、
フィンエアーのバスから降りた時には、
むっとするような湿気が立ち込めていました。
「え、フィンランドの夏って、乾燥してて、爽やかな気候なんじゃないの?」
というのが、まず第一印象。

そして、びっくりしたのは、周辺に捨てられたゴミの多さ!
ハンバーガーの包み紙やドリンクの容器が道端に散乱しているんです。
首都の交通の要所、それも週末とあって、いろんな人種の人々が行き交い、
くわえタバコの人も多く、混沌とした雰囲気です。
思い描いていたイメージとのギャップを感じながら、
スーツケースをひきずり、駅近くのホテルに向かった私たち。
部屋に入った途端、10時間の空旅の疲れがどっと押し寄せてきました。

でも、この後、中央駅の印象は、日を追って変わっていったんです。

 

駅前のキオスクで切符を買い、トラムに乗れるようになると、
トラムの駅からのこんな外観にも気づき(右側が中央駅)、

トラム側にこんな、面白い像があることも発見しました。

手にもってるのは卵?

 

不思議なことに、ゴミが散乱していたのは到着した日だけで、
後はキレイに片付いていました。
(到着日はお祭りでもあったのかな?)

 

最終日の中央駅はこんな感じ。花に彩られた美しい駅に見送られながら、ああ、これでお別れなんだ~と泣きそうになったoi-panでした。



7月28日、フィンランドから帰ってきました。
もう5日も経つというのに、そこいらあたりにまだ、ヘルシンキの光と空気、海と森の匂いが漂っているようです。
そして、旅の間じゅう食べてたファッツェルのチョコレートと、ベリー類の甘さも忘れられない味わいです。


(写真はファッツエルの人気キャンディ「マリアンヌ」。ミントキャンディの中にチョコが入ってます)

 

どうしてフィンランドに?
旅の前にも旅の最中にも、よく聞かれ、
そのたびに「やっぱり『かもめ食堂』ですかね」と答えていたのですが、
正直、自分でもその理由はよくわかりませんでした。

偽らざるところは、なぜかこの国に、血がよぶ、というか、
生まれる前からつながっているような親近感を抱いていたからなんです。
(と、『かもめ食堂』ファンの方はみんな言うのかもしれませんが)

この国の歴史的背景もほとんど知らず、
有名人もムーミンの作者のトーベ・ヤンソンと、
建築家のアアルトぐらいしか知りませんでした。

でも、行ってみて帰ってきてみて、
今ひたひたと満ちて来るこの”懐かしさ”は、
やはり、あの国とのご縁なのだと勝手ながら感じています。

食べ物が特においしいというわけではないし、
超近代的な建築物や圧倒的な迫力の芸術遺産があるわけでもない。
でも、人々がなんだかゆったりとした表情で、セカセカしていない。
(ホテルの人もお店の人もとても親切で、笑顔が素敵です!)
街のあちこちにある雑貨店や家具店の様子から、
センスのいい雑貨や家具に囲まれて、
暮らしを楽しんでいる様子もうかがえます。


それに、夏の自然との過ごし方が素敵!
(森や湖近くのサマーハウスに家族で長期滞在)

短い滞在期間の間にも
人がよくて、ちょっと自己主張が苦手で、そして感受性は豊かで、
というようなお国柄がどことなく伝わってきて、
なんともいえず、居心地のよい場所でした。


旅に行っている最中は、
「疲れたぁ」「日本語通じる人いないかなぁ」と、
泣きそうになることもありましたが、
なぜかいつも助けてくれる人が現れてくれました。
それは、旅先で出会った日本人だったり、
通りすがりのフィンランド人だったり。
日本にいても、海外に行っても、
誰かを助けられる、安心させることができる人で、私もありたいと思いました。